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タイトル:アンダーグラウンド (講談社文庫) |
| 著者:村上 春樹 |
| 価格:New¥ 1,000 / Used¥ 290 |
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レビュー1 あの時私は東京郊外でがんの看護師をしていて、昼休みにテレビでニュースを見た。
私の勤めていた病院の関連病院にも被害者が運ばれ、そこの研修医にも被害者がでたと聞いたし、テレビには現場の人々の様子が映されている。
しばらく経って、娘さんが被害者でまだ昏睡状態だという人が私たちの患者さんとして入院した。彼らに出会うまで、私があの事件を本当に誰かの身の上に起こったことなのだと本当に理解していなかったのだということがわかった。
ニュースで事件を見るというのはそういうことだ。判った気になる。が、本当の人間の顔は見えてこない。村上さんがしたのはその人々に顔を与えることだ。こういう事件の本当の姿というものは、個々の人間の経験の中にある。
その後その患者さんは退院されて、娘さんがどうなったのかは聞いていなかった。「アンダーグラウンド」を読み進める...
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レビュー2
村上春樹を読む上で分岐点ともいえる本、というのを解説書で読んでいてずっと気になっていた作品をGW中に読破!
すごいボリュームだったんだけど、サリン事件の被害者の一人ひとりのインタビューだから休み休みで読めてしまった。
正直、本当にサリン事件はひどい事件だったんだな!と痛感。
とてもとてもオウムを許せなかった。
実際に被害に会った人たちがそのときに何をどう感じたか、と言うのがとてもよくわかって、
自分だったらいったいどうしてただろう?と想像をめぐらせた。
きっとでも彼らと同じように、自分はなんともないんだろうな、と思ってしまったと思う。
でも人を助けられたかな?というのは疑問を感じてしまう。
この本を読んでいて、本当にいろんな人の助けでみんな...
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